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 ■ 積立投資は資産形成の第一歩

個人投資家が資産形成をするのは、なるべく長期で株式を主体とした運用を継続させ、目標額に近づいたところでリスクが少ない安定資産にポートフォリオをリバランスさせていくのがいいと思います。資産を増やす過程においてリスクを分散しながらリターンを狙うのには「積立」が最も適した投資戦略になると思います。

一括投資はファンドの価格が上がることが投資戦略ですが、積立はファンドのユニット数を増やすことが投資戦略になります。積立投資の場合は、ファンド価額×ユニット数=評価額 になるので必ずしもファンド価額が右肩上がりで上昇しなくてもユニット数が増やすことで大きなリターンを得ることが可能です

チャートの説明
Aファンドは積立開始から順調に価格が右肩上がりをして、10年後に価格が3倍になったファンドです。

bファンドは積立開始から騰落を繰り返しながら10年後に価格が2倍になったファンドです。

Cファンドは積立開始から下落し、10年後に価格が元に戻ったファンドです。

価格はAファンドが最も上がりましたが、ファンドのユニット数はCファンドが一番多く、トータルのリターンが大きいのがわかります。

積立投資はボラティリティがなく、右肩上がりをする投資先よりも、騰落がありながら上昇する投資先のほうが、中長期ではリターンを狙えるわけです。

 ■ 積立投資 vs 一括投資

同じ銘柄を1年間、毎月積立投資をしていた場合と1年前に一括投資をした場合のリターンの違いです。積立投資と一括投資はどちらがいいかではなく、騰落がある投資先は、積立のほうが中長期ではリスクを分散しながらリターンを狙うことができます。積立投資は銘柄や投資比率の変更が常に可能で簡単であり、クレジットカードで支払いが可能な海外のラップ口座のほうが継続しやすく簡単だと思います。

data: 2008年8月末〜2009年8月末

銘柄 投資先 積立 一括
baring Hong Kong & China 香港・中国企業株式 +2.4% +15.2%
JF India インド企業株式 +6.9% +0.5%
Templeton Latin America ブラジル・メキシコ企業株式 +4.1% +0.1%
baring Eastern Europe ロシア・東欧企業株式 +4.7% -21.7%
HSbC Amanah GCC 中東企業株式 +1.3% -41.2%
blackRock World Mining 鉱山関連企業株式 +1.5% -8.8%
DWS Global Agribusiness アグリビジネス(穀物関連) +0.4% -8.2%