■ エマージング諸国の魅力
エマージング諸国の魅力は高度経済成長に伴って生活水準が上がり、平均寿命が伸び、富が蓄積されています。それを支えているのが急速に膨張している労働力(生産年齢)人口です。人口が増えれば消費と生産が共に拡大します。世界の人口の2/3はエマージング諸国に住んでおります。『グローバル化時代の資産運用』より抜粋
■ エマージング諸国のカントリーリスク
大きな変化があるところに大きなチャンスがあります。しかし、その背景には大きなリスクがあります。リスクを避けてリターンを追及するために欧米のファンド会社のファンドを積立を投資戦略にしています。欧米のファンドを積立する理由は、欧米は金融の背景に軍事力がありますが、日本政府は日本の金融機関が海外で運用した資金を凍結された時も何もできませんでしたから、個人投資家レベルでは何も期待できません。
円や米ドルはハードカレンシーなので、エマージング諸国のどの国の証券会社にも入金して投資も可能ですが、逆にその資金をいつでも他国へ送金できるかはわかりません(下記のオペレーションリスクを参照)。投資は常に流動性と出口戦略が大事なので欧米のファンドを売買しているほうが安心です。エマージング諸国のカントリーリスクは様々ですが、中でも社会主義国(中国やベトナム)とイスラム教の国(中東)は下記のリスクが高い傾向がありますので、現地の銀行や証券会社で直接取引するのは注意が必要です。
| 市場リスク |
先進諸国の証券市場に比べて格段に時価総額が小さいので、わずかな資金の流出入で価格の変動が激しい |
| 政治リスク |
指導者の交代やクーデターなどによって法律や制度が一変することは頻繁にあり、宗教によっても法律や制度が左右されることがある。特に外国人投資家の保護は不徹底であり凍結なども起こる可能性がある |
| 企業リスク |
企業財務データが速報性と信憑性に乏しい上に経営者の個人的な資質が経営を左右しやすい |
| 為替リスク |
エマージング諸国の通貨はハードカレンシーではないため、為替レートの変動が激しく、企業の業績に影響を与えることが多い。 |
| システムリスク |
取引の決済や登録に関わる業務が完全ではないので保管が完全ではない |
| オペレーションリスク |
円からの投資は簡単だが、その逆は簡単ではない。実際に利益を国外に移動しようとすると管理当局の認可が必要になることもある。あるいは一定期間、売却できないことがある |
| ブローカーリスク |
赤字の証券会社も多く、個人の財産権が確立されていないので証券会社が潰れると投資家の資金がどうなるのかわからない。インサイダー取引も横行しており、買い注文を受けたブローカーが顧客よりも先に株を売却して利益を得ること(フロントランニング)が起こることもある。顧客資金の持ち逃げもある |
■ グローバル・エマージング・ファンド
エマージング諸国の経済成長のスピードに積立では便乗できないので、余剰資金を投資する時は地理的に幅広く分散投資されている欧米のファンド会社のグローバル・エマージング・マーケット投資しています。各ファンドの投資先などの詳細は注目するファンド・ETFのFund Fact Sheettをご覧ください。基本的にエマージング諸国の通貨はドルペックしていますので投資通貨はロシア・東欧を除いては米ドルで投資しています。
*最低投資額は銀行で取り扱っている場合は銀行の最低投資額に準じますが、下記は郵送でファンド会社で直接購入をした場合の最低投資額の金額です。
*Thames River社のエマージング債のロングーショートは通常購入は100,000USDですが、PPB口座からは10,000USDで購入可能です。
Up date 2008/04/28 Moringstar offshore
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