■ 商品ETFが相場を押し上げる
先物市場はこれまで短期金利、債券、株価指数といった金融先物が出来高の大半を占めておりましたが、2005年ごろから注目を集めているのは商品(コモディティ)先物です。この背景は、プリンストン大学のクルーグマン教授が2005年4月にニューヨーク・タイムズ紙に掲載された「スタグフレーションの気配(A
Ahiff of Stagflation)というコラムがあげられます。スタグフレーションとは、インフレと景気後退が同時に起こる現象ですが、クルーグマン教授は「現在の米国はオイルショックによってスタグフレーションの起きた1970年代と似通っている」と指摘したからです。このとき、最も成績が良かった金融商品が商品(コモディティ)で運用したファンドでした。
コモディティはインフレに強く、従来の資産である株式や債券と相関性が低いことからすでに一部の年金基金や大学基金が投資対象としております。また、原油、金、銀などの商品ETFの誕生が2005年以降の人気を下支えしております。現在は、米国株式との相関性がかなりありますので株式のヘッジ商品とはいい難いですが、ポートフォリオに組み入れることに一考の余地は大きいと思われます。
■ 商品(コモディティ)へ投資されているオフショアファンド
コモディティはハードコモディティと呼ばれる原油、金、メタルとソフトコモディティと呼ばれる農作物があります。近年は世界的に人口増加とインフレに伴う農作物の関連する企業へ投資される農作物のアグリカルチャーや金・鉱山企業が人気で、毎月積立できる銘柄もあります。ファンドの投資先企業の詳細は注目するファンド・ETFのFund Fact Sheettをご覧ください。
Up date 2008/06/21 Moringstar offshore
■ 環境技術を持つ企業へ投資されているオフショアファンド
代替エネルギー(太陽・風力),、水の環境技術を持つ企業へ投資されているファンド。環境技術を持つ企業は欧州が多いので通貨を分散する方はユーロ建で投資される方が多い。2007年はかなり上昇し、ここ数ヶ月はやや軟調ですが、今後の需要は高い分野です。
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